【吸血華族の旦那様と余命一年の愛妻】第5話前半 配信中

蒼葉陽です。
めちゃコミック様にて連載中の
『吸血華族の旦那様と余命一年の愛妻 ~糧となるのが存在意義なのになかなか召し上がってくださいません~』の
第5話前半 が配信開始となりました。
こちらからお読みいただけますので、何卒よろしくお願いいたします!!







~以下ネタバレを含む可能性があります~

六花妹である若葉、5話を読んだ感じではこれはまた典型的なシンデレラでいう姉たちタイプのキャラです。
若葉は作中でエピソードを多くは描けなかったキャラなので、ここで補足するのではなく作中だけで分かるようにしてくれよというのは百も承知なのですが(この補足はなくても読めるようになっているはずですが)、
六花も若葉も実家の派東家が華族とは名ばかりで家庭環境と経済状況があんまり良くなく、父親も家のことや自分のことしか見る余裕がないし、
母は亡くなっているし、
六花は若葉が看病しなければいけなくなっているし、看病のせいで若葉自身の生活にも影響にも出ているし、
自分が六花から奪う形になった慶一郎さんが、六花の代わりに婚約者に選んだ自分のことをどう思っているかよく分からないし、でこんな人間になっているんだと思います。
若葉も六花を見捨てることはできたとは思いますが、元気だったころの六花と若葉は特に確執もなくむしろ普通に話せるくらいの間柄だったので、そうできなかったのは彼女にも良心の呵責が少なからずあったんじゃないかな…いや婚約者がいる手前、家族を見殺しにするようなことは体面が悪いのでしたくなかったとか……たぶん後者の理由が濃厚だと思います。

慶一郎も、結局この作品では六花が主人公なので、慶一郎のエピソードは関係ないなと思い
あんまり腹の底が見えないことと若くして家督を継承せざるを得ない立場になっているといったこと以外は省いていますが、
家督や事業を継承しなければいけなかった理由が慶一郎が後継ぎだったからだけでなく、慶一郎個人としても考えていることがあるので、事業内容が六花たちにとってどう映るかなという感じ(二人の反応は5話後半で)ですが伊讃美家に持ちかけています。
一見笑っていたり同情したりしているようにも見えるのに表情が読めないのは、なめられないように表情を表に出さないようにするなどの苦労あってのこともあるだろうな思います。
でも彼はもともと表情が分かりやすいタイプではないので、表情が読みづらいのは変わらない気もします。
性格的にも外見的にも大変描きづらい!描きづらいからこそ一味あるキャラなのです。


◆次回更新日
5/28(月)に5話後半が配信の予定です。
また、現在はめちゃコミック様にて先行配信となっておりますが、
年内には他電子書店様にて順次配信開始の予定です。日程が近づいてまいりましたら都度お知らせします!

別作品ですが作画を担当している『前世不良~』にも触れさせていただきたく、
こちらはカドコミ様の作品ページにもございます通り配信日未定となっております。
お待たせしており申し訳ございません!!!!
更新が止まっていますが休載中ではないので、また12話が配信されましたらお知らせいたします。
どうぞよろしくお願いいたします。